一瞬の表情には意味がある
微表情は、0.2秒以下
「抑制された感情がフラッシュのように、一瞬で表れては消え去る微細な顔の動き」
端的にいえば、
感情がブレた瞬間、心に動揺が走った瞬間に表れます。
・自分が理不尽な対応をされたとき…怒り
・イタズラで相手を出し抜いたとき…幸福
・相手のプレゼンを稚拙と感じたとき…軽蔑
・アドバイスを受け入れられないとき…嫌悪
他にも、あらゆる場面で実に様々な微表情が現れます。
そして、それらを的確に読みとれることによって、
"コミュニケーションの軸を適切な方向へ調整できます。"
ジェラルド・ザルトマン教授によると、
自分自身の思考や感情のうち
自覚しているのは5%、"無自覚95%"
デイビット・マツモト教授によると、
『微表情を読みとれるということは、
相手の無意識の感情をキャッチできる。』
微表情を読みとった後、相手の抑圧されている感情という情報を活かして、何が原因となって微表情が生じたのかに焦点を当て、相手の感情をサポートするような質問をしながら会話の流れを作っていくことが重要です。微表情をキャッチしたならば、目の前で話されていること以上のストーリーが相手の中に埋まっていると考えてください。
だから、顔をみることは大切なんですね!